あおり運転の対処法

 

令和2年6月に道路交通法の一部が改正され、あおり運転に対する罰則が大幅に強化されました。

 

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これであおり運転が無くなればいいのですが、残念ながらあおり運転が撲滅することはないでしょう。

 

そこで重要になってくるのが、あおり運転に対する対策です。

 

事前にあおり運転への対策を知っておくことで、あおり運転に遭遇した時、冷静に対処できるようになります。

 

この記事では、そんなあおり運転に遭遇してしまった場合の対処法を紹介していきます。

 

あおり運転の対処法

 

あおり運転に遭遇した場合は、ステップを踏んで対処するようにしましょう。

 

ステップ1:道を譲る

あおり運転を行う理由は様々ありますが、「先に行きたい」という時にパッシングやクラクション、車間距離を詰めるといったあおり行為を行う場合があります。

 

そういった場合には、道を譲るだけであおり運転が解消されます。

 

ですので、あおり運転に遭遇してしまったら、まずは道を譲って相手の出方を確認しましょう。

 

ステップ2:安全な場所に停車して警察へ通報

ステップ1の対処であおり運転をやめない場合は、安全な場所に車を停車させて警察へ通報してください。

 

ただし、路肩への停車は事故を引き起こす原因となるので、駐車場などの安全な場所に停車するようにしましょう。

 

また、高速道路では、車を停車できる場所が“サービスエリア”や“パーキングエリア”などに限定されてきます。

 

しかし、サービスエリアなどは設置されている間隔が広く、あおり運転に遭遇した場所の近くにそれらがあるとは限りません。

 

そういった場合は、「非常駐車帯」を有効活用してください。

 

非常駐車帯は、約500メートル間隔(トンネル内は750メートル間隔)で設置されているので、近くにサービスエリアなどがない場合は非常駐車帯に停車して、警察へ通報するようにしましょう。

 

MEMO
サービスエリアは約50km間隔、パーキングエリアは約15km間隔を目安に設置されています。※インターチェンジなどの道路状況によって設置間隔は異なる。

 

ドアロックは必須

警察を待っている間は、必ずドアをロックして車中で待機してください。

 

過去には、あおり運転をして車を停車させ、運転席の窓越しに暴行を受けるという事件も発生しているので、ドアのロックは必須となります。

 

ドライブレコーダーについて

あおり運転の対策として「ドライブレコーダー」が推奨されていますが、これは必ず取り付けるようにしましょう。

 

ドライブレコーダーは運転映像を記録しているので、あおり行為など危険運転の抑止に有効です。

 

また、あおり運転によって事故やトラブルが発生した場合、ドライブレコーダーの映像は証拠となるので取り付けをオススメします。

 

煽られない対策も必要

 

あおり運転は100%加害者が悪ですが、こちら側があおり運転の原因を作っている場合もあります。

 

例えば、高速道路などで追越車線を走行し続ける行為です。

 

追越車線は、追い越す以外の目的で走行し続けると「通行帯違反」になります。

 

通行帯違反 違反点数 反則金
1点 6,000円(普通車)

 

しかし、追越車線を走行し続ける車は多く、そういった車は本来の目的で追越車線を走っている車の邪魔になり、あおり運転の原因となってしまいます。

 

「急な割り込み」などもそうですが、自分があおり運転の原因となる場合もあるので、思いやり・ゆずり合いの運転を心がけましょう。

 

あおり運転対策まとめ
  1. あおり運転に遭遇したら、まずは道を譲る
  2. それでも辞めない場合は、安全な場所に停車して警察へ通報
  3. ドライブレコーダーで事前に対策する
  4. 自分があおり運転の原因になっている場合もある