あおり運転はどのような罪に問われるのか

 

車を運転する人なら誰しもが遭遇する可能性がある「あおり運転」

 

最近起きた茨城県の常磐自動車道でのあおり運転は皆さんの記憶に新しいと思います。

 

そんなあおり運転ですが、言葉自体は知っていても実際にどのような罪になるのかを知っている人は意外にも少ないようです。

 

そこで今回はあおり運転をするとどのような罪になるのかを紹介していきたいと思います。

 

あおり運転で問われる罪

 

警察庁のウェブサイトには以下のような文章が書かれています。

 

いわゆる「あおり運転」等は、重大な交通事故につながる悪質・危険な行為です。また、車間距離保持義務違反、進路変更禁止違反、急ブレーキ禁止違反等の道路交通法違反のほか、危険運転致死傷罪(妨害目的運転)や刑法の暴行罪に該当することがあります。

出典:警察庁ウェブサイト

 

これを見るとあおり運転をした際に問われる罪は車間距離保持義務違反・進路変更禁止違反・急ブレーキ禁止違反・危険運転致死傷罪・暴行罪の5つ。

 

それぞれの内容は次の通り。

 

車間距離保持義務違反

 

内容 車間距離を詰めすぎて危険な状況と判断された場合に適応される

 

罰則 一般道 5万円以下の罰金 高速道路 3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金

 

進路変更禁止違反

 

内容 黄色いラインを跨いでの車線を変更する

 

罰則 違反点数1点 反則金6000円 ※違反金は普通車の場合

 

急ブレーキ禁止違反

 

内容 危険を防ぐためやむを得ない場合を除いた状況での急ブレーキ

 

罰則 違反点数2点 反則金7000円 ※違反金は普通車の場合

 

危険運転致死傷罪

 

内容 危険な運転で人を死傷させた場合に適応される

 

罰則 負傷させた場合 15年以下の懲役 死亡させた場合 1年以上20年以下の懲役

 

暴行罪

 

内容 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかった時に適応される

 

罰則 2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料

 

以上があおり運転をした際に適応される可能性があるものです。

 

この他にも“将来的に事故を発生させる可能性がある”と判断され「危険性帯有者」となった場合は運転免許の停止処分が行われます。

 

“普通”に運転していれば何の問題もない

 

あおり運転には上記したように懲役などの重い刑も含まれますが、「普通」に運転していれば何の問題もありません。

 

ただ車間距離保持義務違反と進路変更禁止違反には注意が必要です。

 

普段、運転していても車間距離を詰めて運転している人や黄色い実線なのにも関わらず車線変更する人はよく見かけますから。

 

ですので「普通」の運転を心掛けるようにしましょう。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

よくアニメやドラマなどの殺人事件で「ついカッとなってしまった」なんて犯行理由がありますが、これはあおり運転にも当てはまることだと思います。

 

急に割り込まれたりするとカッとなってしまう人もいますからね。

 

今回、常磐自動車道で起きたあおり運転も「進路を妨害された」などと言う些細な理由でしたから。

 

運転では「自分が1歩引くこと」が大切なのかもしれませんね。

 

以上、クーでした。