ながら運転の罰則が強化!気になる内容は?

 

携帯やスマートフォンの操作、カーナビの画面を注視しながら運転する「ながら運転」

 

ながら運転は、携帯等の画面に意識が集中して周囲の危険を察知することが難しくなり、重大な事故につながる非常に危険な行為です。

 

MEMO
携帯電話等を使用している時に発生する交通事故は、不使用時と比べ死亡事故率が約2.1倍高くなります。

出典:警察庁 やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用

 

しかし、ながら運転は年々増加傾向にあり、令和元年度では、ながら運転による交通事故が2645件発生しました。

出典:警察庁 やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用

 

 

それを抑制するため、令和元年6月に改正道路交通法が公布され、同年の12月より罰則が強化されました。

 

改正された「ながら運転」の罰則

 

先程も紹介したように、今回の道路交通法改正によって、ながら運転の罰則が大幅に強化されました。

 

例えば、携帯電話を保持して通話等をした場合の反則金は6,000円(普通車)から3倍の18,000円になり、違反点数も1点から3点と3倍に。

 

また、携帯電話の使用により事故など交通の危険を生じさせた場合も、3ヶ月以下の懲役から1年以下の懲役となり、罰金も5万円以下から30万円以下と大幅に改正されました。

 

改正前 改正後
①携帯電話使用等(交通の危険)

・通話(保持)

・画像注視(保持)

・画像注視(非保持)

上記によって交通の危険を生じさせる行為

・罰則 3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金

・反則金 9,000円(普通車)

・違反点数 2点

・罰則 1年以下の懲役または30万円以下の罰金

・反則金 適用無し(※非反則行為となり罰則が適用される)

・違反点数 6点

②携帯電話使用等(保持)

・通話(保持)

・画像注視(保持)

・罰則 5万円以下の罰金

・反則金 6,000円(普通車)

・違反点数 1点

・罰則 6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金

・反則金 18,000円

・違反点数 3点

出典:警察庁 やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用

 

取締まり対象となる行為は?

 

では次に、取締まりの対象となる行為の具体例を紹介します。

 

・例① 走行中に電話が来たので手に取り通話した手に保持した状態で通話しているので取締りの対象

 

・例② 道が分からなかったのでカーナビを注視した運転中に画面を注視する行為は、道路交通法第七十一条五の五「画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと」に違反するため取締りの対象

参考:e-Gov 道路交通法 

 

・例③ 運転中にスマホホルダーに置いたスマホを操作した一見、スマホを保持していないのでOKに見えるが、操作時は画面を注視するので取締りの対象

 

・例④ 赤信号で停止している時にスマホを操作した完全に停止している場合は取締りの対象外

 

・例⑤ 携帯を保持せず、ハンズフリーのイヤホンで通話した通話開始時や終了時に携帯を操作・注視していなければ違反にはならないが、各都道府県によっては条例で禁止している所もある

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

冒頭でも書いたように、ながら運転は重大な事故の原因となる危険な行為なので、絶対に行わないでください。

 

もし運転中に携帯電話を使用しなければいけない場合は、路肩などの安全な場所に停車して使用しましょう。