オリンピック中止の歴史

 

4年に1度、開催されるスポーツの祭典「オリンピック」

 

現在までに夏季オリンピックが32回、冬季オリンピックが23回開催されました。

 

そして今年2020年は、夏季オリンピックの32回目にあたる“東京オリンピック”が開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で1年間の延期が決定しています。

 

このオリンピック延期というのは夏季・冬季合わせても史上初の出来事。

 

しかし、過去に中止となったオリンピックは5回あります。

 

今回は、そんな過去中止となったオリンピックの歴史を紹介していきます。

 

オリンピック中止の歴史 夏季編

 

冒頭でも書いたように、現在までに夏季オリンピックが32回冬季オリンピックが23回開催されています。

 

その中で夏は3回、冬は2回が中止となりました。

 

まずは、夏季オリンピック中止の歴史から紹介していきます。

 

ベルリンオリンピック(ドイツ)

初めて中止となったのが、第6回(1916年)ベルリンオリンピック。

 

第14回IOC総会(1912年 ストックホルム開催)でベルリンが開催地に選ばれたものの、1914年に開戦した第一次世界大戦が長期化。

 

開催地の変更なども検討されていましたが、最終的に中止となりました。

 

東京オリンピック(日本)

2回目の中止は、第12回(1940年)東京オリンピック。

 

第35回IOC総会(1936年 ベルリン開催)で東京が開催地に選ばれたものの、1937年に日中戦争が開戦。

 

日本政府は、翌年の1938年7月に開催権を返上しました。

 

その後、日本と誘致を争ったヘルシンキでの開催が予定されていましたが、1939年に開戦した第二次世界大戦の影響で中止となっています。

 

ロンドンオリンピック(イギリス)

3回目の中止は、第13回(1944年)ロンドンオリンピック。

 

第38回IOC総会(1939年 ロンドン開催)でロンドンが開催地に選ばれたものの、1939年に開戦した第二次世界大戦の影響で中止。

 

しかし、4年後の1948年に繰り越しとして、改めてロンドンオリンピックが開催されました。

 

ちなみに、第二次世界大戦の敗戦国となった日本は、ロンドンオリンピックへの参加が認められず不参加となっています。

 

オリンピック中止の歴史 冬季編

 

続きまして、冬季オリンピック中止の歴史を紹介します。

 

札幌オリンピック(日本)

初めて中止となったのが、第5回大会(1940年)となるはずだった札幌オリンピック。

 

第36回IOC総会(1937年 ワルシャワ開催)で札幌が開催地に選ばれたものの、1937年に日中戦争が開戦。

 

日本政府は、東京オリンピック同様に開催権を返上しています。

 

ちなみに、札幌オリンピックが開催されていればアジア初・日本初の冬季オリンピックとなっていました。

 

コルチナ・ダンペッツオオリンピック(イタリア)

2回目の中止となったのが、1944年に開催予定だったコルチナ・ダンペッツオオリンピック。

 

第38回IOC総会(1939年 ロンドン開催)でコルチナ・ダンペッツオが開催地に選ばれたものの、1939年に開戦した第二次世界大戦の影響で中止となりました。

 

MEMO
冬季オリンピックは夏季オリンピックと違い、「開催された大会のみ」がカウントされています。

 

ですので、実際に開催されたオリンピックは夏季29回、冬季23回となります。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

こうしてみると日本は過去に返上2回、そして今回の延期を含めると3回も中止や延期を余儀なくされています。

 

なんだか不吉な感じが…

 

ただ、今回の東京オリンピックはあくまでも延期。

 

来年、盛大なオリンピックが開催されることを心から願っています。