乾燥剤は発火の危険がある

 

お菓子やドッグフードなどの商品に必ず入っている“乾燥剤”

 

食品を湿気から防ぐ点においては非常に便利な物です。

 

そんな乾燥剤ですが、“ある状況になると発火する”という話を聞きました。

 

その真相はいかに…

 

乾燥剤は発火します!

 

結論から申し上げますと、発火する乾燥剤はあります。

 

色々な種類の乾燥剤がありますが、発火の可能性があるのは「生石灰」で作られている乾燥剤です。

 

この生石灰を用いて作られる乾燥剤は、お煎餅や海苔などによく入っている物で非常に身近な物。

 

発火の仕組みとしては、生石灰に水をかけると激しい反応をして発熱、そしてその周りに可燃物があると“発火”となるわけです。

 

この原理は、紐を引っ張ると温まる駅弁などにも利用されています。

 

ただ、過去には生石灰が原因とみられる火災も発生しているので取り扱いには注意が必要です。

 

 

あの推理漫画でもトリックとして使われていた

 

この生石灰の発熱は、大人気推理漫画の「名探偵コナン」でもトリックとして登場しています。

 

登場するのは、アニメ版名探偵コナンの第106話「スクープ殺人事件」。

 

トリックとしては、犯人がキッチンの流し台の中に生石灰と新聞紙を入れ水道の蛇口を少し出しておく。

 

すると、水が徐々に新聞紙に広がっていき、その水分によって生石灰が発熱して引火。

 

火災になっている間に、犯人は違う場所に移動してアリバイ工作をするといったもの。

 

コナンは、現実では限りなく不可能なトリックもありますが、この生石灰を使ったトリックは現実的ですよね。

 

だからといって絶対にやってはいけませんよ!

 

意外な使い道も

 

ここまで見ると、生石灰の乾燥剤は危険なイメージしかありませんが、実は意外な使い道があります。

 

それは「肥料」として使うことが出来ます。

 

実際、乾燥剤の裏にも「石灰肥料として利用されるか」と書かれています。

 

ただし、注意も必要です。

 

乾燥剤を肥料として使えるのは、あくまで水分を吸収して「消石灰」となったもの。

 

ですので、乾燥剤をすぐ使うのではなく、必ず使い終わって消石灰となったものだけにしましょう。

 

そうしないと発熱の可能性がありますからね。

 

WARNING
自分で水をかけて消石灰にする行為も危険ですので絶対にしないでください。

 

捨てる時も注意を

 

ゴミとして捨てる場合も注意が必要です。

 

乾燥剤は、可燃ごみとして捨てることが出来ますが、水分を含んだもの(生ごみなど)と一緒に捨てるのは発熱の危険があるのでやめましょう。

 

また、乾燥剤の袋が切れないよう固いものと一緒にするのもやめましょう。

 

どこで水気と触れ合うかわからないので、乾燥剤をビニール袋に入れてからそれをゴミ袋に入れて捨てるのが一番良いかと思います。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

僕自身も、以前までは乾燥剤を雑に扱っていたのですが、発火の可能性を知ってからは必ず乾燥した場所にまとめて置いています。

 

炊飯器や加湿器などの蒸気が出る家電の近くも危険なので、皆さんも十分注意してください。