体罰と指導の境界線

 

先日、自衛隊体育学校で50代の男性教官が「女性隊員の容姿を誹謗した」という理由で20代の男性隊員3人の顔を平手打ちするという事件がありました。

 

この事件で男性教官は減給の懲戒処分を受けています。

 

皆さんはこのニュースをどう思われますか?

 

ネット上では「処分は当たり前」「教官は正しいことをした」などの賛否両論の意見がありました。

 

僕は100%隊員が悪いと思いますが、最近では体罰と指導の線引きが非常に難しくなっているので判断は難しいですよね。

 

そこで今回は「体罰と指導の境界線」を考えていきたいと思います。

 

体罰と指導

 

まず初めに体罰の参考事例を以下のリンクよりご覧ください。

 

文部科学省 学校教育法第11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰等に関する参考事例

 

この中の体罰の項目にある「授業態度について指導したが反抗的な言動をした複数の生徒らの頬を平手打ちする」と正当な行為の項目にある「児童生徒から教員等に対する暴力行為に対して、教員等が防衛のためにやむを得ずした有形力の行使」という部分に注目してください。

 

この二つはどちらも教師に反抗していますが、決定的な違いは「暴力」。

 

そしてこれが体罰と指導の境界線です。

 

生徒が教師に対して暴力をするった場合のみ「有形力の行使」という形で指導が可能。

 

それ以外はすべて「体罰」という扱いになります。

 

よって冒頭で紹介した事件をこの事例に当てはめると体罰になってしまうんですね。

 

体罰を逆手に取る生徒

 

ご存知の方もいると思いますが、生徒がわざと教師を煽るような言動をとって手をあげさせ「これは体罰だ」と問題にするケースも多く起きています。

 

最近では町田高校で起きた暴力事件が近いケースです。

 

これは偏見的な意見になってしまうかもしれませんが、このような行動を起こす生徒は言葉で言っても分からないと思います。

 

しかし、そこで手をあげれば体罰。

 

放っておけば「教育も出来ないのか」と親からのクレーム。

 

このような生徒に対して教師はどう接するのが正解なんですかね?

 

体罰は個人の感じ方

 

以下の例でみなさんの考えはA君とB君どちらの意見と一致しますか?

 

例 ・悪い事をして教師に殴られた

 

 

A君:悪い事をしたのだから当然の結果、反省しよう

 

B君:これは体罰だ、訴えてやる

 

文部科学省の基準を参考にするとこれは「体罰」。

 

よって正解、不正解などはありませんがB君の意見が妥当。

 

ただ「しっかりした人だな」と感じるのはA君ですけどね。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

世の中の人は「体罰」と一括りにしていますが、僕は「指導的体罰」「感情的体罰」があると思っています。

 

指導的体罰は生徒に非があり教師も正当な理由による体罰。

 

感情的体罰が教師の一方的な感情により行われる体罰。

 

後者は即刻なくなるべきですが、前者は必要なものだと思います。

 

しかし先程も書いたように体罰の感じ方は人それぞれ。

 

自分に非があっても「体罰」と感じる人もいる。

 

教育現場は難しいですね。

 

もういっその事、教師全員をAIにすればいいんじゃないですかね?

 

教師の皆さんは負けずに頑張ってください。

 

以上、クーでした。