愛犬による噛み付き事故の大半は防げる

 

2017年、全国の愛犬家に衝撃を与える事件が発生しました。

 

その事件とは、「ゴールデンレトリバーが乳児を噛み、死亡させてしまった」という事件。

 

犬好きでない人からすると“何が衝撃なの?”と思うかもしれませんが、ゴールデンレトリバーはとても穏やかで人に懐きやすい性格と言われており「番犬には向かない」とまで言われるほど温厚な犬です。

 

そんなゴールデンレトリバーが乳児を噛み、さらには死亡させてしまったと言うのだから多くの愛犬家が驚くのも無理はないでしょう。

 

我が家でも、同じレトリバーの1種であるラブラドールレトリバーを飼っており、事件当時の驚きを今でも鮮明に覚えています。

 

このような痛ましい事件は二度と起こってほしくないと思っていましたが、今年2020年に似たような事件が起こってしまいました。

 

事件の概要としては、先程と同様に、大型犬2頭(グレート・デーン)が乳児を噛み死亡させてしまうというもの。

 

そしてこういった事件は、ニュースやSNS等では“偶然起きてしまった不幸な事故”といったように言われていますが、僕は決して不幸な事故などではなく「起こるべくして起きた事故」だと考えています。

 

やはり犬は犬

 

このような言い方をすると不快に思う愛犬家の方もおられるかもしれませんが、いくら躾をしっかりしていても“犬は犬”なのです。

 

我が家でも犬ではなく1人の家族と思っていますし、動物という認識はありません。

 

しかし、犬は人間の操り人形やロボットではないので自分の感情があります。

 

なので、いくら信頼関係を築いて躾を完璧に行ったとしても時には飼い主の指示に従わず、本能で行動してしまう時がある。

 

あの厳しい訓練を受けている盲導犬でさえ、以下のような状況になる場合があるくらいです。

盲導犬も犬ですので、思わず吠えてしまう事があります。例えば、暗闇の中で突然、頭からレインコートをかぶった人が近づいてきたような場合、盲導犬でも驚き一声吠えたりうなったりする事があります。これは動物に本来備わっている防衛本能そのもので、これを訓練で取り去る事はできません。

出典:東日本盲導犬協会

 

人間でも“ついカッとなってやってしまった”“魔が差した”という犯行動機があるのですから、犬にだって本能が出てしまう時があって当然ですよ。

 

噛み付き事故を防ぐ方法は“過信しないこと”

 

では、噛み付き事故を防ぐにはどうしたらいいのか。

 

その答えは“過信しないこと”です。

 

先程も書いたように、どんなに躾をされた犬でも必ず本能で行動してしまう時があります。

 

なので、「うちの子は大丈夫」といったような過信をしないことが大切です。

 

家事などで少しでも目を離す時間がある場合は赤ちゃんをベビーベッドに寝かせたり、愛犬をサークルに入れるなどの対策を行った方がいいでしょう。

 

また、噛み付き事故というのは犬‐人間だけではなく犬‐犬でも起こります。

 

過去には、散歩中に大型犬が小型犬を噛んで死亡させてしまったという事故も起きていますので、注意が必要です。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

愛犬による噛み付き事故は、“目を離したすきに”といったようなちょっとした油断から起こる場合がほとんどです。

 

ですので、今回紹介したように“愛犬を過信しないで対策する”といったようなことだけで簡単に防ぐことが可能でしょう。

 

愛犬を信頼することは大切だと思いますが、信頼しすぎると逆に愛犬の不幸を招くということも覚えておいてほしいと思います。