新型コロナウイルスにマスクは有効なのか?

 

世界中で大流行している“新型コロナウイルス”

 

日本でも爆発的な感染拡大はしていないものの、今後も油断できない状況が続いています。

 

そんな新型コロナウイルスの対策としてあげられているのが“マスク”の着用です。

 

しかし、現在ではマスクが品薄となっており入手は困難。

 

ただ、新聞やニュースなどでは“マスクは効果がない”といったような記事も見られ、皆さんも何が正確な情報なのかと混乱していると思います。

 

そこでこの記事では、改めて新型コロナウイルスの対策としてマスクは有効なのかということを紹介していきます。

 

マスクの効果

 

マスクは、口や鼻を覆っているので一見、ウイルス予防に効果があるように見えますが実は違います。

 

マスクが最も高い効果を発揮するのは“感染者の飛沫を防ぐ”場合。

 

つまり、感染者が咳やくしゃみなどをして周囲にウイルスをまき散らさないためにマスクを着用するといったような場合には高い効果を発揮します。

 

しかし、ウイルス予防としてマスクを着用しても完璧な効果は見込めません。

 

市販マスクのフィルターでも、ある程度の飛沫は防ぐことが出来ます。

 

また、ウイルスは衣類や環境に付着する場合があり、それが手を介して口や鼻、眼などから体内に運ばれ感染するというケースがある。

 

こういった場合にも、マスクを着用していれば直接、口や鼻に触れることがないので接触感染のリスクが多少下がります。

 

しかし、何れも“完璧な効果”を得ることはできません。

 

よって、マスクは感染リスクを多少下げる効果はあっても、完璧なウイルス予防にはならないと言えるでしょう。

 

関連記事:新型コロナウイルスの感染経路について

 

ではマスクは不要なのか?

 

ウイルス予防に効果が薄いからといって、マスクは不要という訳ではありません。

 

今回の新型コロナウイルスでは、無症状病原体保有者※が確認されています。

 

※無症状病原体保有者・・・症状はないが、PCR検査で陽性となったもの

 

3月22日時点で国内感染者が1072名。

 

このうちの約10%(114名)が無症状病原体保有者と診断されています。

 

参考:厚生労働省 新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(3月22日公表分)

 

万が一、自分が無症状病原体保有者になっており、気付かずに普段通りの生活をしてしまえば自身がウイルスの感染源になってしまう可能性がある。

 

そういった状況に陥らないためにも、外出する際にはマスクを着用した方がいいでしょう。

 

ウイルス予防グッズについて

 

マスクを着用した方がいいと言いましたが、冒頭でも書いたように現在はマスクの入手が困難な状況。

 

その代わりとしてウイルス予防を謳った商品が注目されています。

 

果たしてそれらは効果があるのか。

 

ウイルス予防グッズの効果

ウイルス予防グッズで代表的なものが「クレベリン」です。

 

今回の新型コロナウイルスでも、対策の1つとして購入したといった投稿もSNSで見かけました。

 

しかし、クレベリンなどは場所によっては効果を発揮しないようです。

 

そもそも、クレベリンなどの空間を除菌する商品は、二酸化塩素を発生させて空気中のウイルスを除菌します。

 

なので、密閉した空間(室内など)に設置すれば除菌効果は望めるでしょう。

 

しかし、外出先などの大きな空間では携帯用の物を身に着けていたとしても効果は望めないかと思います。

 

いくら二酸化塩素を発生させた所で、外では風など空気の流れがあり、さらには空間自体が大きすぎるので1人だけがクレベリンなどを着用したとしても効果を発揮するのは難しいでしょうね。

 

ですので、置き型の物はいいかもしれませんが、携帯用に関してはあまりオススメしません。

 

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

今回、紹介したようにウイルス予防を目的としてマスクを着用しても、高い効果は見込めませんが多少の効果はあります。

 

ただ、あくまで“気休め程度”

 

マスクよりも大切なのは「手洗い・うがい」です。

 

ですので、マスクを過信せずに手洗いやうがいをしっかりと行い、人混みを極力避けることが感染予防につながります。