新型コロナウイルスの感染経路について

 

世界各国で猛威を振るっている新型コロナウイルス。

 

この記事では、そんな新型コロナウイルスの感染経路について紹介していきます。

 

1.飛沫感染

 

今回の、新型コロナウイルスの主な感染経路は2つ。

 

1つ目は“飛沫感染”です。

 

飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみによってウイルスを含んだ飛沫が飛散、その飛沫が粘膜(口、鼻、眼)に付着することによって感染。

 

また、感染者が咳やくしゃみをせずとも、至近距離での会話によって感染する場合もあります。

 

しかし、飛沫は空気中で約1~2メートルまでしか到達しないので、それ以上の距離を保てば安全です。

 

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2.接触感染

 

2つ目が“接触感染”です。

 

接触感染は、ウイルスが付着した物に触り、その手のまま粘膜(口、鼻、眼)に触れることによって感染します。

 

例えば、感染者が手にウイルスが付着した状態でドアノブやスイッチなどに触れる。

 

そしてそのドアノブを他の人が触り、その手のまま口や鼻などに触れることによって感染するといったことが接触感染です。

 

また、物に付着したウイルスは一定時間は生存します。

付着する部分 生存時間
エアロゾル(空気中の粒子) 3時間
4時間
段ボール 24時間
ステンレス 2日
プラスチック 3日

 

段ボールなら1日、プラスチックに至っては最大で3日生存することが分かっているので、消毒作業が非常に重要となります。

 

エアロゾル感染について

 

今回の新型コロナウイルスは、この記事で紹介した飛沫感染・接触感染の2つが主な感染経路となっていますが、“エアロゾル感染”の可能性もあるとのニュースも見られます。

 

そもそも、エアロゾル感染とはどのようなものなのか。

 

エアロゾル感染とは

エアロゾルとは気体の中に微粒子が多数浮遊した状態であり、その微粒子が病原性微生物を含んでおり、それを吸入して感染する場合がエアロゾル感染と表現されていると考えられます

出典:日本呼吸器学会 COVID-19 に関する一般的な質問に対する現時点での文献的考察

以上がエアロゾル感染と呼ばれるものです。

 

そしてエアロゾル感染は、以下のような場合に発生します。

エアロゾル感染は、密閉された空間において長時間・高濃度のエアロゾルにさらされた場合に起きるとされており、限定された条件下で発生しやすいという点で通常の空気感染とは異なる。

出典:Wikipedia 感染経路

 

この中にある“限定された条件下”というのは室内といった密閉された空間を指します。

 

しかし、このエアロゾル感染という言葉は専門的な用語ではありません。

そもそも「エアロゾル感染」について世界的に統一された定義は存在しません。厳密には飛沫核感染である空気感染とは異なりますが、状況によっては同様にウイルスを吸入することによる感染をきたす可能性は考えられます。

出典:日本呼吸器学会 COVID-19 に関する一般的な質問に対する現時点での文献的考察

 

このようにエアロゾル感染という呼び方はありますが、その定義自体は世界的にも統一されておらず非常に曖昧な言葉となっています。

 

日本でも、感染症は「接触感染」「飛沫感染」「空気感染(飛沫核感染)」「媒介物感染」の4つが主な感染経路とされおり、エアロゾル感染は含まれていません。

 

よって、エアロゾル感染は“飛沫感染と空気感染の間のモノ”といった感覚が正しいのかと思います。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

今回紹介したように、新型コロナウイルスの主な感染経路は飛沫感染・接触感染の2つです。

 

しかし、ウイルス自体は解明されていない部分が多く今後、変異する可能性も0ではありません。

 

ですので、油断することなく十分な対策をとった方がいいでしょう。