野球の審判はたった1球のミスで批判される仕事

 

先日、米少年野球の試合で審判を務めた13歳の少年の判定を巡ってコーチや保護者などが大乱闘、警察が出動する騒ぎにまで発展するという事件がありました。

 

警察が実際の映像をツイッターに公開すると非難殺到。

 

愚かな行為をした大人たちは“大炎上”となりました。

 

今回の様な審判の判定を巡っての乱闘というのはMLB(メジャーリーグ)などではよく見かける光景です。

 

日本のプロ野球でも乱闘とまでは行きませんが、選手や監督が抗議をして退場というのはあります。

 

誤審があると怒る気持ちは分かりますよね。

 

しかし、審判だってわざと誤審している訳ではありません。

 

実は審判は選手以上に大変な仕事なんです。

 

今回はそんな審判の過酷さを紹介していきます。

 

過酷1:1球のミスも許されない

 

まず大変なのは“1球のミスも許されない”ということです。

 

「これは選手も同じでしょ?」と思われる方もいるかもしれませんが、選手がミスする1球と審判がミスする1球では天と地ほどの差があります。

 

例えば選手が守備で1球エラーしてもそこまでの騒ぎにはなりません。

 

しかし、審判がたった1球でも誤審してしまうと批判される。

 

今までいくらいいジャッジをしていても“たった1球”で誤審というレッテルが貼られてしまうんです。

 

過酷2:選手以上に必要な集中力

 

次は“集中力”です。

 

野球経験者ならわかると思いますが、試合中は攻撃時よりも守備時の方が集中力を使います。

 

投手が1球投げるごとに打球に備えなくてはいけないので当たり前ですよね。

 

その分、攻撃時(打席以外)はそこまでの気を使わなくて済みます。

 

しかし、審判は試合終了まで守備についている時の様な集中力を使わなくてはいけません。

 

1試合で投手が投げる球数は約120球以上。

 

選手がフル出場しても守備機会に備えるのは120球

 

しかし、審判はその倍の240球以上に集中力を使わなくてはいけないんです。

 

また夏場になれば40度を超える炎天下で2時間以上立ちっぱなしになるので非常に過酷なもの。

 

過酷3:試合後もすぐには帰れない

 

審判は試合が終わってもすぐに帰ることはできません。

 

試合後も反省会などがあります。

 

その日のジャッジやフォーメーションなどの反省、レポートの作成、またミスがあれば映像を使っての議論も行われるそうです。

 

“疲れたから早く帰ろう”とは行かないんですね。

 

ミスは仕方ないが...

 

ここまで審判の過酷さを紹介してきましたが、1つだけ「こうした方がいいのにな」と思う所があります。

 

それは“誤審を認めない”ということです。

 

今年の4月21日に行われたヤクルトー中日戦で2塁審判がプレーを見ずに判定して大きな騒動になる出来事がありました。

 

この時も当初は「見ていた」と言っていましたが後に「確認が遅れた」と訂正。

 

結果的には“見ていなかった”ということですよね。

 

誰もミスするなと言っているわけではないんです。

 

人間なんですからミスすることは仕方がない。

 

しかし、それを認めない態度が間違っていると思うんです。

 

抗議されたらコロコロ意見を変えてしまうのもどうかと思いますが、判定に対して自信を持たずに曖昧な判断をするのが一番よくない。

 

自分の判定には自信を持ち、間違っていたら素直に受け入れミスを認める。

 

それが1番いいことなのではないかと思います。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

試合では選手ばかりに目が行きがちですが、審判も陰では大変な苦労をしています。

 

皆さんも野球観戦に行った際は選手のプレーだけではなく審判の動きなどにも目を向けてみるといつも以上に楽しめるかもしれません。

 

以上、クーでした。