24時間テレビのチャリティーマラソンは必要か

 

チャリティーを目的に毎年放送される「24時間テレビ」

 

そんな24時間テレビの恒例企画といえば、「24時間テレビ チャリティーマラソン」ですよね。

 

チャリティーマラソンは第15回(1992年)の番組リニューアル以降、毎年実施されています。

 

歴代様々なランナーが走り、数多くのドラマが生まれてきました。

 

しかし、ここ数年は「チャリティーマラソンは必要ないのでは?」という意見も出ており個人的にもその必要性には疑問があります。

 

そこで今回はチャリティーマラソンのあり方というものを考えていきたいと思います。

 

チャリティーマラソンの歴史

 

チャリティーマラソンは先程も紹介したように、1992年の番組リニューアル以降、毎年実施されて様々な歴史を刻んできました。

 

そもそもチャリティーマラソンは、間寛平さんが36時間で246キロを走るギリシャのウルトラマラソン大会「スパルタスロン」に挑戦する様子をドキュメンタリー番組にしようとしたことが全ての始まり。

 

歴代、様々な出来事がありましたが、第18回は特に“チャリティー”にふさわしいものとなりました。

 

第18回は間寛平さんが同年に起きた阪神淡路大震災の復興を願うため、神戸市内から日本武道館までの約600キロを1週間かけて走破。

 

「被災者に勇気を与えたかった」との想いで走られたそうです。

 

このように当時は“まだ”チャリティーマラソンでした。

 

近年のチャリティーマラソン

 

では、近年のチャリティーマラソンはどうか。

 

大きな変化があったのは2017年の第40回。

 

今までは数ヶ月前にランナーの発表があったものの同年は“当日発表”

 

裏では事前に伝えられていたとの噂も出ました。

 

そして翌年の第41回にも大きな変化が。

 

走者は芸人のみやぞんさんで方式はなんと「トライアスロン」

 

マラソンは含まれているものの“チャリティー”とは無縁になり、「過酷なだけ」のものになってしまいました。

 

そして、2018年の第42回も従来とは違う形の「駅伝方式」

 

歴代でも駅伝に似たものとして“リレー方式”がありました。

 

とはいっても、一般参加者を交えた日本列島縦断リレーや「47都道府県 想いをつなぐたすきリレー」と題したリレーマラソンで、少なからず「マラソンをする意味」はありました。

 

しかし、第42回で走ったランナーはいとうあさこさんやガンバレルーヤ・よしこさんといった芸人。

 

別に本人たちに悪気は一切ありませんが、「何の意味があるのか」と思ってしまいます。

 

チャリティーマラソンのあり方

 

チャリティーマラソンは間寛平さんのように復興目的、日本列島縦断リレーマラソンのように芸能人だけでなく一般参加者も協力してゴールを目指すのが本来の姿なのではないかと思います。

 

それなのに近年ではチャリティーの目的を忘れ、ただ過酷なだけのマラソンになってしまっている。

 

過酷なものが数年に1回あるならまだわかりますが、毎年毎年では見ている視聴者も応援ではなく“心配”になってしまいます。

 

命の危険がある挑戦を“チャリティー”と呼んでいいのか?

 

本来のあり方を見直す時なのではないかと思います。

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

近年のチャリティーマラソンの内容では、選ばれる可能性がある芸能人の方はビクビクしているでしょう。

 

昨年のみやぞんさんのトライアスロンも、過酷なうえに炎天下という命を落としてもおかしくない状況でしたから。

 

チャリティー番組で、命の危険がある企画はいかがなものかと思います。

 

本来の“チャリティー”という意味をよく考えて多くの視聴者から応援される番組を目指すべきでしょう。