警察官の銃使用とメディアの取り上げ方。

 

 

19日午前4時頃に、仙台市宮城野区にある東仙台交番で「落し物を拾った」と言ってきた男に突然、警官が刺され死亡する事件が起きました。

 

尚、男は交番内にいた別の警官から3発の銃弾を受け死亡が確認されています。

 

この手の事件は「警官による発砲が正しい判断だったのか?」という事が

 

ワイドショーなどで取り上げられますが、僕はそのやり方に心底疑問を感じます。

 

そこで今回は「警官の銃使用判断」「警官の銃使用時のメディアの取り上げ方」について考えていきたいと思います。

 

警官の銃使用

 

警官の銃使用は「警察官職務執行法」といわれる法律によって決められています。

 

使用が認められるのは上記の第7条に記載してあり、内容は以下の通り。

第七条 警察官は、犯人の逮捕若しくは逃走の防止、自己若しくは他人に対する防護又は公務執行に対する抵抗の抑止のため必要であると認める相当な理由のある場合においては、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度において、武器を使用することができる。但し、刑法(明治四十年法律第四十五号)第三十六条(正当防衛)若しくは同法第三十七条(緊急避難)に該当する場合又は左の各号の一に該当する場合を除いては、人に危
害を与えてはならない。
一 死刑又は無期若しくは長期三年以上の懲役若しくは禁こにあたる兇悪な罪を現に犯し、若しくは既に犯したと疑うに足りる充分な理由のある者がその者に対する警察官の職務の執行に対して抵抗し、若しくは逃亡しようとするとき又は第三者がその者を逃がそうとして警察官に抵抗するとき、これを防ぎ、又は逮捕するために他に手段がないと警察官において信ずるに足りる相当な理由のある場合。
二 逮捕状により逮捕する際又は勾引状若しくは勾留状を執行する際その本人がその者に対する警察官の職務の執行に対して抵抗し、若しくは逃亡しようとするとき又は第三者がその者を逃がそうとして警察官に抵抗するとき、これを防ぎ、又は逮捕するために他に手段がないと警察官において信ずるに足りる相当な理由のある場合。

簡単に言うと犯人逮捕時や防護目的などでしか使用できないということですね。

 

この法がある事によって日本では「射殺」という事件解決の形が少ないんです。

 

ただ、これだけの「条件」が揃わないと銃が使用できないんですよ。

 

犯人が銃を持っていたら警察も威嚇射撃ぐらいはしてもいいと思いますけどね。

 

でも、「威嚇射撃」でも後々、使用判断云々を公表しなくてはいけないんです。

 

警察も大変ですね。

 

メディアの取り上げ方

 

次は警官が銃を使用した時のメディアの取り上げ方についてです。

 

今回の事件でもワイドショーで「3発も発砲する必要があったのか?」というようなことを言っていましたが「現場にいなかったあなたに何が分かるんですか?」と言いたいですね。

 

現場の判断で3発の銃弾を使用した訳であって、現場にいなかった人間が使用云々言う事ではないでしょ。

 

ましてやあの場で発砲していなかったら更なる犯行が行われていたかもしれません。

 

警官の銃使用の是非を問うよりも亡くなった警官への追悼や職務を全うした警官へのケアの言葉を贈るべきなのでは。

 

またこのような事件は警官の銃使用判断が中心となってニュースが作られますが、

 

一番大事なのは犯人の犯行動機や武器の入手ルートなどではないんですかね?

 

報道する内容がズレている感じるのは僕だけでしょうか、、、

 

最後に

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

今回の事件は犯人が死亡したので犯行動機が明るみに出ることはありません。

 

ただ、警官を殺害するような悪質性があるので余程の犯行動機だったと思います。

 

発砲についても批判する人はいると思いますが、刃物を持ち1人を殺害、刃物を捨てるよう警告されても従わなかったのなら妥当な判断だと思います。

 

その判断があったからこそ更なる被害の拡大がなかったわけですから。

 

判断した警官には心のケアを、亡くなられた警官の方にはご冥福をお祈りいたします。

 

以上、クーでした。